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領域会議 参加レポート(1)

学会・領域会議参加2024-08-08

2024年夏の領域会議 参加レポート

北里大学大学院理学研究科 博士1年 坂部 寧々(塚本班)

 

2024年7月8日~10日に神戸の理化学研究所で開催された領域会議に参加しました。


私は普段、シマリスの冬眠について研究を行っており、その内容についてのポスター発表を行いました。領域メンバーの皆様と自分の研究について議論できることへの期待と、ベテラン研究者の方々とお話しする緊張感がありました。しかし、ポスター発表では、気さくな皆様と活発に議論を交わすことができ、時間が一瞬で過ぎていきました。


以前から、領域のホームページで領域メンバーと研究課題名について拝見しておりましたが、本会議では先生方の研究内容を具体的に聞くことができました。扱う動物や実験系も異なっており、どれもとても興味深いものでした。改めて、この領域には多様な分野からメンバーが集まっていることが実感できました。


発表会の後は、食事をしながら自由に交流できる時間があり、研究やそれ以外のこともお話ししました。発表会の時よりもリラックスして接することができ、より親密に心を通わせることができたと思います。特に、ご用意していただいたご飯やデザートがどれも美味しかったです。先生方や学生の皆様とお話する中で、冬眠動物を扱う大変さについて共感できる部分がありました。冬眠動物であっても冬眠する個体と冬眠しない個体がいることなど、冬眠は未解決の部分が多く残っているからこそ、大きな発展が期待される分野であることを改めて実感しました。人の役に立つような冬眠研究をしよう!!と真剣に取り組まれている先生方の熱意に大変刺激を受けました。


冬眠研究者の方々と実際に交流できた領域会議はとても有意義で楽しい時間でした。領域会議への参加に際し、会場である理化学研究所の皆様に大変お世話になりました。また、領域会議でお会いした皆様に深く感謝申し上げます。

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