生理学研究所研究会「極限環境適応2024」を共催しました
学会・領域会議参加2024-11-20
生理学研究所研究会「極限環境適応2024」を共催しました。
「極限環境適応 2024」
日時:2024年 11月18ー19日
場所:自然科学研究機構 岡崎コンファレンスセンター
代表者: 乘本 裕明(名古屋大学・大学院理学研究科)
所内対応者: 榎木 亮介(生理学研究所・バイオフォトニクス研究部門)
概要:地球上に生命が誕生して以来、生命はダイナミックな環境変動に適応して進化を遂げ、 幾度の氷河期や気候変動などの極限環境をも乗り越えてきた。 例えば生命は昼夜の明暗や温度の変化、年間を通して起きる季節変動など、 環境変化を予期して行動する生物時計の仕組みを獲得し、さらに寒冷や飢餓のような 生命の存続 が脅かされるような極限環境では、休眠や冬眠にみられるように 能動的に低体温や低代謝状態を発動して危機を乗り切る。
本研究会では、生命の極限環境への適応戦略に焦点を当て、 冬眠・休眠・生物時計・ 体温調節・ホルモン分泌・代謝・睡眠覚醒などの恒常性メカニズムから、 極限環境への適応メカニズムについて議論する。研究会では、分子・細胞・ 組織・個体・集団などの様々な階層を対象とし、動物や植物など生物種を超えた共通原理や進化についても議論する。
詳細:https://www.nips.ac.jp/bp/kyokugen/2024/