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領域会議 参加レポート(1)

学会・領域会議参加2026-07-13

冬眠領域班会議2026に参加して

山田芹華

理化学研究所生命機能科学研究センター 比較コネクトミクス研究チーム(宮道研究室)
兼 京都大学大学院生命科学研究科 博士後期課程1年 

 このたび、理化学研究所生命機能科学研究センター比較コネクトミクス研究チーム(宮道研究室)所属の博士課程学生として冬眠領域班会議に参加いたしました山田芹華と申します。食の都・庄内の素晴らしい風土のもとで学びを深めることができましたこと、並びに本会議への参加にあたり旅費をご支援していただきましたことにつきまして、領域班会議の皆様のご厚意に心より御礼申し上げます。

 私は、白色脂肪組織を特異的に制御する交感神経サブタイプの機能について研究しており、本会議では、その研究成果についてポスター形式で発表を行いました。私の研究テーマは冬眠を直接対象としているわけではありませんが、将来的に現在の研究成果を冬眠研究にも応用していきたいと考えており、冬眠について学ぶと同時に自身の研究内容を冬眠研究分野の研究者の方々に伝え、議論したいという思いで本会議に参加させていただきました。

 先生方による研究発表では、何よりもまず各研究グループが取り組むテーマの多様性に強い感銘を受けました。冬眠研究は、細胞レベルの解析から大型動物を対象とした研究、さらにはドライ研究に至るまで幅広く展開されており、三日間という限られた期間ではありましたが、多様な視点から冬眠研究について学ぶことができました。また、質疑応答ではさまざまな専門分野や階層から活発な議論や実験提案がなされており、異なるバックグラウンドをもつ研究者同士の連携が促進されていることを実感し、大変刺激的かつ有意義な会議であると感じました。

 ポスター発表については、冬眠そのものを対象とした研究ではないことから、どの程度関心を持っていただけるか不安もありました。しかし、多くの先生方に興味を持ってご覧いただき、有意義な議論の機会を得ることができました。さらに、ポスター賞を頂戴できましたことは、自身の研究成果を今後応用していきたい分野の研究者の方々へ伝えるという点において大きな自信となりました。

 本会議を通して、冬眠という非常に魅力的かつ合理的な生命現象への関心を一層深めることができました。同時に、自身が研究対象としている領域にも未解明な点が数多く残されていることを改めて認識いたしました。将来的には会議に参加してらっしゃった先生方のように自身の研究の切り口から冬眠の謎の解明に貢献していきたいと思いを一層強めました。

 最後に、このたびの領域班会議の運営にご尽力いただきました先生方ならびに曽我研究室のスタッフの皆様に、心より御礼申し上げます。本領域ならびに冬眠研究分野のさらなる発展を祈念し、結びの言葉とさせていただきます。

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