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【A01 櫻井班】休眠と冬眠の作動原理の探求

研究内容

冬眠様状態と真の冬眠や睡眠の制御システムとの関連性・類似性を明らかにするために、マウスにおいて冬眠様状態が駆動される神経科学的メカニズムを探求する研究を進めます。私たちはマウスの視床下部視索前野の一部の小領域に存在する特定の神経細胞群(Qニューロン)を興奮性操作するとマウスの体温と酸素消費が長時間にわたり著しく低下することを明らかにしました。本研究班では、このモデルを通して生理的な適応状態である能動的な低代謝状態における神経回路のふるまいを睡眠や体温の制御システムとの関連から統合的に俯瞰し、脳の作動モードを大幅に変える機構を明らかにします。

 

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