【A02 金班】低温応答の分子機構
金 尚宏（代表）
Naohiro Kon名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所 ・特任講師
榎木 亮介（分担）
Ryosuke Enoki自然科学研究機構 生命創成探究センター/生理学研究所・准教授
富永 真琴（分担）
Makoto Tominaga自然科学研究機構 生命創成探究センター/生理学研究所・教授
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研究内容
私たちの班では、『低温という厳しい物理的な制約の中で、細胞の機能はどのように補償されているのだろうか？』という疑問を、分子レベルで解き明かします。この目的のため、細胞に普遍的に備わっている低温応答であるCa2+シグナル伝達に着目し、その経路を活性化するTRPチャネルなどの温度受容体やシグナル下流の分子応答を明らかにします。また、冬眠動物において低温でも機能維持される脳機能である”概日時計”に焦点を当て、冬眠中の動物がいかにして時間を正確に計っているのかを田中班と連携して解き明かします。