【A03 黒田班】冬眠・休眠のトランスオミクス解析
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黒田 真也(代表)
Shinya Kuroda東京大学 大学院理学系研究科・教授
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曽我 朋義(分担)
Tomoyoshi Soga慶應義塾大学 先端生命科学研究所・教授
研究内容
哺乳類の冬眠・休眠の多臓器連関の大規模分子ネットワークに迫るため、マウスのQIHやFITを対象に多臓器連関トランスオミクスネットワークの構築を進めます。QIHやFITにおいて、代謝臓器 (肝臓、骨格筋、褐色脂肪組織、脳、心臓、腎臓など)とそれらの臓器間の連絡を担う血液を取得してメタボローム、リン酸化プロテオーム、プロテオーム、トランスクリプトーム計測も行い、それらを統合することでトランスオミクスネットワークを構築します。QIHとFITのトランスオミクスネットワークを比較することにより冬眠・休眠の拡張された恒常性の分子実態に迫ります。