冬眠動物および非冬眠動物における冬眠中・覚醒後のニューロン新生
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澤本 和延
Kazunobu Sawamoto名古屋市立大学・医学研究科・教授
研究内容
各器官に存在する組織幹細胞は、動物個体の恒常性維持に重要な役割を果たしています。非冬眠動物に人工冬眠を誘導することによって、個体の恒常性を長期間維持することができれば、人類の宇宙進出などの際に役立つと期待されていますが、冬眠が組織幹細胞に及ぼす影響についてはほとんど研究されていません。本研究では、冬眠動物(ハムスター)および非冬眠動物(マウス)を用いて、冬眠の神経幹細胞への影響を明らかにするとともに、冬眠によって幹細胞を長期間維持することができるか検証します。